2005年05月23日

機材紹介(前編)

本日は、当杜で使用しているビデオカメラを紹介します。



■ SONY HDR-FX1 ■

HDV規格第一弾となった記念すべきカメラです。
(HDV規格が普及するかどうかは未知数ですが)

HDV規格は既存のminiDVカメラを基本としつつ、録画時の圧縮記録方式を
MPEG2-TSとし、従来と同様の録画時間(1本のテープで60分)を実現しつつ
ハイビジョンでも鑑賞にたえられるよう、高解像度の1080iモードをサポートしたものです。
HDTVの高解像度撮影がアマチュアでも実現できるとあって、
購入に踏み切るユーザーも徐々に増えている模様です。

ただし、HDV規格そのものが弱点を内包しているのも事実で、
具体的に列挙するならば

●瞬間クロッグ(ヘッドに付着した微小なゴミ等が原因でテープに記録できなくなる現象)で
0.5秒(15フレーム)間もの映像脱落が生じる可能性がある。
●音声の記録方式の違いにより、品質がDVよりも劣る
●MPEG2の特性により、動きのある被写体に弱い。ズームも手ごわい難敵。

特に瞬間クロッグは、どんなに注意深くカメラを取り扱っても
一定の確率で発生しうるため、貴重なシーンがダメになってしまうという可能性もあります。
(テープの選択やヘッドクリーニングの頻度などで確率を下げることは可能)

もっともDVでも瞬間クロッグは目立たないながらも発生することもあり
テープメディアを使用する以上避けて通れない問題ではあります。

ただし、これらの特性に目を瞑れば従来のDVよりも
精細な画像を手に入れることができるのです。
(DVと比較して解像度2割増という話ですが、大きく向上しているのは事実)

市価で30万円強と、なかなか手ごわい価格ですが、ワイド画面がテレビの主流になりつつある今
有力な選択肢と言って良いでしょう。

※先日、小型版のHDR-HC1が発表され、こちらは実勢価格20万円を切ることが
確実なため、早くも食指を動かされている方も多いようです。

さて、自分で手にしてFX1に対する感想を述べると

●暗部のざわつきが気になる
●標準プリセットだと色の載りが薄い
●白昼の日照下など、コントラストの強いシーンに弱い

など、従来から使用していたVX-2000に比較すると、やや癖のある機種であることが判りました。
しかし、FIXシーンを適正な露出で撮影した時の解像感の良さは
際立っており、ベストとは言わないまでも優れた機種だと思います。
特に、多少操作系は複雑になりましたが
実際の撮影のしやすさはVX-2000を遥かに超えております。

買う前に試してみたい!という方のために、レンタルショップをご紹介いたします。

このレンタルショップの場合、
諸費用込み、1泊2日で17,000円
だそうです。

高いと感じるか、安いと感じるかは人にもよるかと思いますが…
競合機種として最有力のPanasonic DVX100(100A)と比較検討してみるのも
悪くないかと思います。
(先のレンタルショップでは、100が1泊2日で14,000円、100AはFX1と同額です)

5/25 追記

1080i のフルサイズではありませんが、WMV9のHDモードに変換した
ムービーデータを試しに掲載しております。鉄道ネタでごめんなさい。



寝台特急あさかぜ・さくら 最終列車



ニックネーム いそはち at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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